空港線の運賃・路線図・時刻表
空港線とは
空港線とは、大阪府から和歌山県にかけて鉄道路線を有する大手私鉄の南海電気鉄道が運行している鉄道路線の一つで、泉佐野駅から関西空港駅までの8.8キロメートルを走っています。駅番号などを表す際に用いられる路線記号は「NK」なので、広域の路線図や案内板ではこの記号が目印になります。
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空港線とは 空港線の運賃 空港線の路線図と時刻表 |
空港線の運賃
南海電気鉄道各線の大人(原則として12歳以上)の普通旅客運賃は次の運賃表のとおりで、通常は距離に応じて金額が決まっています(対キロ区間制)。小児の場合は大人の料金の半額(端数は原則として切り上げて10円単位。りんくうタウン駅と関西空港駅間は10円単位に切り捨て。)になります。
ただし、ICカード乗車券を利用する場合は、端数処理の関係からこの表の料金よりも一般には1円単位で若干安い金額となります。
つぎの運賃表は2019年10月1日の消費税率引上げ後の運賃を表示しています。今後、2023年10月1日に運賃改定[南海電鉄運賃改定の報道発表資料(pdf)]が実施される予定ですのでご注意ください。
営業キロ | 普通運賃 |
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初乗り3キロ | 160円 |
4キロから7キロ | 210円 |
8キロから11キロ | 260円 |
12キロから15キロ | 340円 |
16キロから19キロ | 380円 |
20キロから23キロ | 450円 |
24キロから27キロ | 500円 |
28キロから31キロ | 570円 |
32キロから35キロ | 610円 |
36キロから39キロ | 650円 |
40キロから44キロ | 700円 |
45キロから49キロ | 750円 |
※ ただし、空港線の泉佐野~りんくうタウンは上記に130円加算、泉佐野~関西空港は同様に230円加算、りんくうタウン~関西空港は特定運賃370円となっています。
区間 | 普通運賃 |
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全線 | 500円 |
空港線の路線図と時刻表
空港線の路線図や時刻表は、ダイヤ改定に合わせて定期的に出版されている市販の時刻表から調べることができます。
その他、パソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして、南海電鉄公式ホームページの「路線図」または「時刻表」ボタンをクリックして時刻表や路線図などを調べることもできます。公式ホームページへのリンクは次のとおりです。
普通乗車券を紛失した場合
普通乗車券を紛失した場合には、乗車駅からの運賃を再度支払う必要があります。乗車駅がわからない場合には、その列車の始発駅からの運賃が徴収されます。運賃の支払いと引き換えに「再収受証明書」が発行されますので、もしも紛失した普通乗車券が1年以内に見つかったときは、この「再収受証明書」を添えて駅の窓口に提出すれば、手数料を差し引いた残額を払戻しできます。なお、回数乗車券・定期乗車券については、このような取扱いはされません。
AED(自動体外式除細動器)
AED(自動体外式除細動器)は心臓突然死に至る不整脈などの危険な状態から人命を救うため、電気ショックを与えて心臓本来のリズムを取り戻すための機器のことです。南海電鉄では合わせて25駅に自動体外式除細動器を設置しており、普通救命講習を修了した駅長・副駅長・助役を常時配置しています。配置されているのは、南海線ではなんば、新今宮、天下茶屋、堺、羽衣、泉大津、春木、岸和田、泉佐野、関西空港、みさき公園、和歌山市の各駅、高野線では住吉東、堺東、三国ヶ丘、中百舌鳥、初芝、北野田、金剛、河内長野、三日市町、林間田園都市、橋本、極楽橋、高野山の各駅です。
南海電鉄のモバイルサイト
南海電鉄では、運行情報をはじめとするさまざまな機能をモバイル端末でも閲覧できるようにするための公式モバイルサイトを開設しています。このサイトはQRコードを読み取って簡単にアクセスできます。
公式サイトが持っている便利な機能としては、出発駅と到着駅を全角(漢字、ひらがな)で入力し、時刻や待ち時間、有料特急の有無を選択すると自動的に乗車にふさわしい列車が表示される「ダイヤ検索」機能などがあります。